お久しぶりです。更新に時間がかかりました。
今回書くことは、始めに申し上げておくと個人的な見解です。
皆さんご存知な方はたくさんおられると思いますが。
ピアノの音は狂います。
弾かないでいても狂います。
でも狂うのは、というか変化するのは勿論音だけではありません。
ピアノの中の状況が変化するので、結果的に音にも変化があります。
さて何が起きているのかと言うと
ピアノは大部分が木材で作られています。
その木材がピアノの置いてある気温や湿度の変化により、ある意味呼吸をするのです。
音に直結する部分においては、音の高さを調整するピアノ線(弦)を
巻き付けてあるチューニングピンが、木材に植え込まれております。
また鍵盤から弦へ指先から放たれた力を伝えるアクションという機構の中にも
木材部品は沢山使われていますし、それ以外にもクロスやフェルトも影響を受けやすいですし、
皮革や細いピン等が使われています。
このアクションの動きが悪くなると、弾きづらくなったり、いい音が鳴らなくなったりします。
下手をしたら、私のような鈍感な人間よりも敏感に反応します。
まるで生きてますよね。
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